どうにもならない対立を解消する②

ちゃんと考える

どうにもならない対立を解消するクラウド、ステップ②は「やりたい事の理由を考える」です。

僕の悩みである「部下に事細かに仕事の指示命令をする」vs「部下に仕事のやり方を任せる」の対立を考えてみます。

どっちを取るかという行動レベルで物事を考えるのではなく、「そもそも、なぜこの行動をしたいと思っているのか」その理由を考えていきます。その行動自体は、ある要望を満たすための手段と考えます。

「部下に事細かに仕事の指示命令をする」のはなぜだろう?どんな要望を満たそうとしているだろう?と考えます。

それは「部下に仕事を任せていては、間違いがあったり時間がかかったりする」から?ここでもっと自分の本音を深く考えてみます。

なんで間違いがあったり、時間がかかったりするんだろう?それは、部下のやり方がよくないから、だから「見ていてイライラする」し、その「やり方を直したくなる」。イライラするのは「部下のやり方が合理的でないと思う」から。そうか、「部下が合理的に仕事を進める」ために、事細かに指示命令しないといけないと感じているんだ。確かに、合理的にしてくれてたらイライラしないぞ。

つぎに「部下に仕事のやり方を任せる」のはなぜそうしたいかを考えてみます。これはどんな要望を満たそうとしているのだろうか?

「部下にもっと成長してほしい」から?「もっと成長する」とはどういう意味だろう?どういう状態が成長したと言えるだろうか?「部下が自分ひとりで考えてちゃんと意思決定をする」べきと思ってるのかな。うん、これはしっくりきた。

つまり「部下がひとりでちゃんと考えて意思決定する」ために「部下に仕事のやり方を任せる」必要があると考えているみたいです。

これらを付箋に書き出すとこんな感じ↓

このように、対立する行動はそれぞれ満たしたい要望から来ているということを認識して、どんな要望を満たそうとしているのか、それをじっくり考えることが大切になります。

対立やジレンマに悩んでいると「この行動を取らなくてはならない」と行動ありきで物事を考えがち。その奥にひそむ、どんな要望を満たそうとしているのか、というところに考えが及ばないことが多くなってしまいます。

悩んでいたら「そもそもなんでこの行動を取りたいと思ってたんだっけ?」と満たしたい要望・ニーズが何だったかを改めて考えていただけたらと思います。

まだまだ対立解消のステップは続きます。