ゴールデンウィークをはさんでかなり間が空いてしまいました…
どうにもならない対立を解消するクラウド、ステップ③は「共通する目標を考える」です。
僕の悩み「部下に事細かに仕事の指示命令をする」vs「部下に仕事のやり方を任せる」の対立の背景には、「部下に合理的に仕事を進めてほしい」という要望と、「部下にひとりでちゃんと意思決定してほしい」という要望が背景にあることがわかりました。
ここで大事なことは、行動レベルでは対立しているけど(指示命令 vs 任せる)、それぞれにそれなりの理由・背景があるということです。
そして次に大事なことは、これらの要望をつきつめて考えると、共通するひとつの目標が浮かび上がってくるということ。

つまり「部下に合理的に仕事を進めてもらいたい」という要望と、「部下にひとりでちゃんと意思決定してほしい」という要望というのは、共通する目標からきていると考えます。
「両方の要望が同時に実現できたらどんないいことがあるだろう?」と問いかけると共通目標が見えてきます。今回の場合は「部下が一人前になる」ことでしょうか。
「部下が一人前になる」ためには「部下は合理的に仕事を進められなければならない」と僕は考えています。そして同時に「部下が一人前になる」ためには「部下はひとりでちゃんと意思決定ができなければならない」とも考えています。
ようするに「部下に一人前になってほしい」と願っているがゆえに、こまかく指示命令をするかそれとも仕事を任せるかの対立で悩んでいるのです。
共通目標を見つけることで「そもそも対立で悩んでいるのはなんでなんだろ?アホらしい」と思えたらOK。対立解消のモチベーションもグン!とあがってくると思います。
これでクラウドの基本形の五角形ができました↓

次回はこれをさらに論理的にふかーく考えて、対立解消の糸口を探っていきます。
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